■ ■ びーけんミニ用語集 ■ ■

語 句 説 明
電離作用
イオン化
(ionization)
強いエネルギーによって原子をとりまく電子がはじき飛ばされ、本来中性である原子や分子が、陽電荷を帯びた状態(陽イオン、プラスイオン)と自由な電子又は電子を付加して陰の電荷を帯びた状態(陰イオン、マイナスイオン)とに解離する現象。イオン化ともいう。
物質に放射線(電離放射線)が当たったときなど、その中の原子にエネルギーが与えられて起こる。放射線によって電子を失うと、原子は極度に不安定な状態となり、それが構成する物質の性質も変えてしまう。同様に、人体組織細胞に放射線があたった場合は、細胞組織が破壊されてしまう(放射能障害)。

カロリンスカ研究所
(Karolinska Institutet)
スウェーデン唯一の医療系大学で、医学分野での実力は世界的に評価されている。もともと、1810年設立の軍医の研究施設がその前身であったが、1861年に大学となった。また、ノーベル賞創始者である故ノーベルの意をうけて、ノーベル生理学医学賞の選考に携わった歴史がある。現在、ノーベル賞の選定には、法的に制定されたノーベル賞選考委員会が行うことになっているが、カロリンスカ研究所メディカル部より選抜された50名が選考委員会のメンバーとなっている。

電界強度の安全基準 「電波利用における人体の防護指針」 (日本)
(1990年6月、郵政大臣の諮門機関である 電気通信技術審議会による)

* 電磁環境が認識されておらず,管理されていない状況
(例えば一般家庭)
電磁環境が認識され,管理されている状況
(例えば職場)
電界
V/m
磁界
 A/m
(ミリガウス)
電力密度
 mmW/cm2
電界
 V/m
磁界
 A/m
(ミリガウス)
電力密度
 mmW/cm2
10kHz〜
 30kHz
275 72.8 (910) - 614 163 (2,038) -
30kHz〜
 3MHz
275 72.8〜
0.728
- 614 163〜
1.63
-
3MHz〜
 30MHz
275〜27.5 0.728〜
0.0728
- 614〜
6.14
1.63〜
0.163
-
30MHz〜
 300MHz
27.5 0.0728 (0.91) 0.2 61.4 0.163 (2.04) 1
300MHz〜
 1.5GHz
27.5〜61.4 0.0728〜
0.163
0.2〜1 61.4〜
137
0.163〜
0.365
1〜5
1.5GHz〜
 300GHz
61.4 0.163 1 137 0.365 (4.56) 5

このほか、以下のようなガイドラインがある。

「300GHzまでの時間的に変化する電界、磁界および電磁界への曝露制限のためのガイドライン」
(1998年、国際非電離放射線防護委員会[ICNIRP:International Commission on Non-lonizing Radiation Protection]による)
上記ガイドラインは、世界保健機関(WHO)の環境保健基準35(電界)、同69(磁界)、同137(高周波)の考え方をもとに、約210編の論文を含めて評価したもの。

ICNIRPは、人の環境に対する非電離放射線(NIR)防護を推進するために、国際放射線防護学会(IRPA)が設立した独立した科学的組織。様々な種類の非電離放射線に関連する可能性の考えられる生物影響を調査し、非電離放射線曝露限度に関する国際指針を作成し、非電離放射線のあらゆる問題を扱うために活動。

波長 1回の振動で波が進む距離のこと(電圧ゼロの地点から山と谷ができて再び電圧ゼロ地点にもどるまでの長さ)。波長に周波数を掛けると、その波動が1秒間に進む早さがわかる。ヘルツの項で図を参照のこと。

ヘルツ
(単位記号=Hz)
波形を表す単位。1秒間にあらわれる波形(山と谷が一組)の数。1ヘルツの場合、1秒間に見られる山と谷はそれぞれひとつずつとなる(下図参照)。


ミクロン 長さの単位。1000分の1ミリ。

自律神経 自律神経とは、自分の意志とは関係なく、内部や外部からの刺激に対して自動的に反応し、様々な臓器や器官をコントロールしている神経のこと。血圧、呼吸、体温、心拍など、体の恒常性を維持する為の信号を伝えている。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、緊張状態にある時(勉強/作業時)には交感神経が働いて全身の血流を調節し、緊張を解いてリラックスする時(休憩/睡眠時)には副交感神経が消化器官に働きかけて栄養補給を行うようになっている。これら2つのバランスがくずれると、自律神経失調症になる。

松果体 脳内にある小さな器官で、松の実のような形/大きさをしていることから、このように呼ばれている。松果体は視神経からの光の刺激をうけて、生物の体内時計をコントロールするホルモン(メラトニン)を分泌するが、電磁波も光同様に松果体を刺激し、メラトニンの量を減少させる作用を持つという報告がある。

ガンマ・グロブリン
(γグロブリン)
免疫機能に関係していることから、免疫グロブリンともいう。免疫グロブリンはもともと体内にあるタンパク質で、リンパ球の一種であるB細胞が、病原性微生物を認識して排除するために作り出す抗体。これが何らかの理由で作られないと、傷口が化膿しやすくなるなど、免疫力が低下する。また、特に治療薬として投与していないのにガンマ・グロブリンが自然に急増している場合は、肝炎などが原因で免疫機能が防衛活動を盛んに行っている可能性がある。

ベータ・エンドルフィン
(βエンドルフィン)
脳内(神経細胞)で生成される物質の一種で、神経から神経への情報伝達に関与する。脳内モルヒネ/脳内麻薬様物質とも呼ばれているのは、βエンドルフィンがモルヒネとよく似た化学構造を持つため。モルヒネよりも強力な鎮痛作用を持つといわれる。
βエンドルフィンは、脳を活性化し、精神的ストレスの解消に効果があり、免疫細胞の防御反応を強化する作用もある。ランニングによって走者の感じる「ランナーズ・ハイ」は、βエンドルフィンの作用による快感だといわれる。また、エンドルフィンは血液中にも含まれており、鍼治療の刺激によって血中濃度が上昇し、全身に作用する鎮静効果をもたらすという。

弱アルカリ性 人間の身体は皮膚や消化器官など外界に接する部分をのぞいて、もともと弱アルカリ性を保つようにできている(人間の体細胞はたんぱく質でできており、酸性に傾くとたんぱく質が変性してしまうため)。従って、体液が弱アルカリ性になることは、身体機能の正常化を意味する。弱アルカリ性の状態になるということは、疲労したり病気にかかりやすくなっている状態(酸性傾向)から、健康で抵抗力のある状態(弱アルカリ性)になることである。

▲ このページ冒頭にもどる ▲
Copyright(C) 2002 Arcadia Systems Inc. b-ken.com